今週は牝馬クラシック第二弾オークスがあります。
今年は混戦模様で絶対的な存在がいないですね。
過去データを基に好走しそうな馬を探してみたいと思います。
オークスデータ
好走データ
該当馬 | |
前走3着以内(9-8-7-74) | ①②③⑨⑩⑬⑰⑱ |
キャリア5戦以内(8-10-7-70) | ③④⑦⑧⑨⑩⑫⑮⑯ |
前走上がり3ハロン3位以内 | ②③④⑥⑦⑨⑩⑪⑭⑮⑯⑱ |
前走桜花賞or忘れな草賞(過去10年で勝馬9頭該当) | ①③⑥⑧⑪⑫⑮⑯⑱ |
フローラステークス3着以内(1-4-2-20) | ⑨⑬ |
継続騎乗(9-7-8-90) | ①③⑤⑥⑧⑩⑪⑬⑮⑯⑰ |
前走2番人気以内(8-4-5-34) | ②③⑥⑧ |
関西の騎手(10-4-6-66) | ①③④⑥⑨⑮⑱ |
前走10番手以下で上がり最速(5-1-2-20) | ④⑥ |
最も好走データに多く該当したのは③アートハウスでした。
次点で⑥サークルオブライフでした。
3番手は⑨エリカヴィータ⑮ピンハイでした。
今年は桜花賞で負けた組の逆襲ありそうだね。
マイナスデータ
該当馬 | |
前走4角3番手以内(0-1-3-39) | ①②⑤⑩⑬⑰ |
前走馬体重450以下(0-1-1-31)過去5年 | ④⑦⑧⑨⑫⑭⑮ |
オープンor重賞で勝ち経験がなく、GⅠで3着以内の経験もなし | ④⑤⑦⑩⑪⑬⑭⑮⑰ |
前走が桜花賞、忘れな草賞、フローラS以外で2着以下 | ⑤⑰ |
マイナスデータに1つも該当しなかったのは③アートハウス⑥サークルオブライフ⑯プレサージュリフト⑱スターズオンアースの4頭でした。
オークス血統まとめ
過去10年で4勝とディープインパクト産駒が最も勝ち星を挙げています。
しかし、出走数の割にそこまで好走している馬が多いわけではないです。
昨年はゴールドシップ産駒のユーバーレーベン、一昨年はエピファネイア産駒のデアリングタクトが勝っています。
その他にもキズナ産駒やバゴ産駒などスタミナに秀でた特徴を持つ種牡馬の活躍が目立ちます。
過去5年オークス3着内馬
1着 | 2着 | 3着 | |
2021年 | ゴールドシップ | ディープインパクト | キズナ |
2020年 | エピファネイア | スクリーンヒーロー | ゴールドシップ |
2019年 | ディープインパクト | ディープインパクト | バゴ |
2018年 | ロードカナロア | ルーラーシップ | オルフェーヴル |
2017年 | フランケル | ハービンジャー | ハーツクライ |
過去5年の3着内馬15頭中約半数にあたる7頭が欧州型の種牡馬でした。
基本的にクラシックレースはサンデーサイレンス系(特にディープインパクト産駒)が強いのですが、オークスに限っては傾向が若干異なるようです。
やはり3歳牝馬にとって2400mという距離はかなりタフで、その初距離に対応するためには欧州型のパワーとスタミナが必要なのだと思います。
2022年オークス出走予定馬で欧州型種牡馬
出走馬 | 種牡馬 |
アートハウス | スクリーンヒーロー |
エリカヴィータ | キングカメハメハ |
サークルオブライフ | エピファネイア |
サウンドビバーチェ | ドゥラメンテ |
スターズオンアース | ドゥラメンテ |
スタニングローズ | キングカメハメハ |
ナミュール | ハービンジャー |
ニシノラブウインク | エピファネイア |
プレサージュリフト | ハービンジャー |
ベルクレスタ | ドゥラメンテ |
ホウオウバニラ | ドゥラメンテ |
データから推奨できる馬
データから推奨できる馬は③アートハウスです。
次点で⑥サークルオブライフです。
その他データから好走しそうな馬は⑨エリカヴィータ⑯プレサージュリフト⑱スターズオンアースでした。
軸は③アートハウスか⑥サークルオブライフかが良さそう。
オークス過去傾向から穴馬候補探してみた
オークスで穴をあけた馬の特徴を調べてみました。
データを基に、今年の出走馬でその傾向に一番近い馬も公開しています。
noteにて無料公開していますので予想の参考にどうぞ!→今年のオークス穴馬
ヤンヤンのオークス予想
◎③アートハウス
○➅サークルオブライフ
▲⑯プレサージュリフト
△④ルージュエヴァイユ
穴②スタニングローズ
本命は③アートハウスにしました。
③と➅で迷いましたが最終的に迷ったら人気薄ということで③アートハウスを本命にしました。
初輸送、初東京、初重賞など不安要素盛りだくさんです。
ただ、データ的には好走パターンに一番あてはまりますし、何より川田騎手のコメントに心打たれました。
桜花賞馬ではなくアートハウスを選んだ理由が、アートハウスの母であるパールコードを重賞で勝たせてあげれなかったからとのことです。
だからその子どもをGⅠ馬にするために③アートハウスに騎乗すると。
これは、川田騎手がドラマチックな展開に持っていこうとしていますね。
つまり、川田騎手は勝てるストーリーが見えているはずです。
脚本、監督、主演:川田将雅
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