ルメールだけ買い続ければ勝てるのか?昨年の全重賞で検証してみた

競馬の豆知識

皆さん一度はこんな風に思ったことないですか?

「結局ルメールかよ」って。

今回はルメール騎手だけを買い続ければ勝てるのか?

ルメール騎手の得意な競馬場、苦手な競馬場についてまとめてみました。

ルメール騎手とは?

ルメール騎手はフランス出身の騎手です。

本名はクリストフ・パトリス・ルメールでJRA所属の外国人ジョッキーです。

2017年~2021年の5年連続でリーディングジョッキーを獲得しており、最も信頼のおけるジョッキーの一人かと思います。

リーディングジョッキーとはシーズンで最も勝ち星をあげたジョッキーのことです。

ルメール騎手だけ買い続ければ勝てるのか?

年間最も勝てる騎手だからルメールだけ買えば良いのでは?

と思いませんか?

そこで昨年の全重賞をルメールだけ買い続けたらどうだったのかを検証してみました。

重賞レース数134レースで、そのうちルメールが騎乗したレースは76レースでした。

約57%の割合で重賞レースに出ているだけで凄いですよね。

今回はルメールの「単勝」と「複勝」を買い続けたらどうだったかを調べました。

2021年重賞レースのルメールジョッキー成績

単勝複勝
的中数17回36回
的中率22.4%47.4%
回収率73.3%73.2%

結果は「単勝」「複勝」ともに回収率は100%を下回りました。

つまり、ルメール騎手だけを買い続ければ負けます。

しかし、約5回に1回は勝ちますし、約2回に1回は馬券圏内にくる計算です。

やはり軸にするにはもってこいのジョッキーとも言えますね。

ちなみに、昨年のJRA全重賞の1番人気の単複を買った場合は、【単勝回収率】が69.6%【複勝回収率】が72%です。

詳しくはコチラの記事をお読みください→単勝と複勝はどちらが儲かるのか?

1番人気を買い続けるよりはルメール騎手を買い続けるほうが期待値は高いので、やはりルメール騎手は信頼できる騎手の一人だと思います。

ルメール騎手の得意な競馬場と苦手な競馬場

ルメール騎手が得意な競馬場と苦手な競馬場についてもまとめました。

このデータを知っていると馬券予想の一助になるかと思います。

騎乗数勝ち鞍勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
東京競馬場27回8回29.6%55.6%113%84%
中山競馬場17回3回17.6%41.2%64.7%78.2%
阪神競馬場16回3回18.8%50%33%69.4%
中京競馬場9回1回11.1%22.2%21.1%26.7%
函館競馬場4回1回25%25%125%47.5%
札幌競馬場2回1回50%50%105%60%
新潟競馬場1回0回0%100%0%120%

データをまとめると一目瞭然ですね!

東京競馬場の成績が圧倒的に良いです。

27回騎乗して単勝回収率113%と驚異の数値をマークしていました。

東京競馬場で行われる重賞はルメールを信頼しても良さそうです。

逆に中京競馬場の成績の悪さが目立ちます。

中京開催の重賞はルメール人気していても疑ったほうが良さそうですね!

その他に回数は少ないですが函館、札幌でも単勝回収率100%超えており信頼がおけそうです。

ルメール騎手が狙い目の競馬場まとめ

○東京競馬場は最も信頼できる

○中山競馬場では複勝率の方が高い。3連複やワイドの軸がオススメ

○函館競馬場、札幌競馬場でも好成績

ルメール騎手が苦手としている競馬場まとめ

○中京競馬場はかなり危険です。人気していても疑った方が良いかも

○阪神競馬場の単勝回収率が低い。阪神競馬場では連単よりも連複系がオススメ

まとめ

○ルメール騎手だけ買い続けても馬券は儲からない

○ルメール騎手を買うなら東京競馬場

○中京競馬場のルメールは危険

○阪神競馬場では単勝よりも複勝、3連単は2、3列目がオススメ

今回はルメール騎手を買い続ければ勝てるのか?得意な競馬場&苦手な競馬場についてまとめてみました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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